個性的なクラシック・カー – エドセル・ステーション・ワゴン

1950年代の自動車の広告です。
家族みんなが乗って楽しい。そしてスタイリッシュ。
当時のアメリカ中流家庭の、典型的な「幸せ」の理想の情景がそこには描かれています。

ただし、主役の車はあまり見たことのない形。
特にそのフロントグリルは独特の顔立ち。
クラシック・カーには詳しくないので調べてみると、フォードが1958年に発売した「エドセル」というブランドだそうです。

1950年代、フォードは戦後初の本格的な新型車を立て続けに世に送りヒットさせたほか、1955年には名車サンダーバードをヒットさせ、次いで1958年に他社と対抗する意欲的な中級車ブランド「エドセル」を発売した。しかし、亡き社長の名を継いで「エドセル」と名付けられた新ブランドは、折からの不況とマーケティングの失敗などのため自動車業界史上記録的な大失敗に終わり、1959年11月に生産中止となり姿を消す。(Wikipediaより)

ヘンリー・フォードの息子として、また後継者として、将来を嘱望されつつ若くして亡くなったエドセル・フォードのちなんで名づけられたその車は、わずかに12万台ほどを生産されただけでその役割を終えたようです。

そうやって歴史を知ってから改めてこの広告イラストを眺めてみると、なるほど個性的なルックスで時代に合わず短命に終わったのも分かる気がしますが、いまの時代だと意外におしゃれな感じがします。

時代にマッチしてもてはやされるものと、その時代には認められなかったけれどもその後長い間愛され続けるもの。もしそれを人間に置き換えて考えてみるとどっちの生き方がいいかな、などと思考がどんどん逸れていってしまいました。

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