カテゴリー別アーカイブ: スタッフ通信

小説の再発見 – 源氏物語に目覚める

子どものころから本を読むのが大好きでした。
こんな小説、あんな小説、物語の世界に没頭して、
自分が登場人物のひとりになっていつもと違う世界に生きる楽しさ。

高校生くらいになると、ちょっと大人びた小説にあこがれたりして、
「大人になって好きな本を好きなだけ買うお金を稼いで、もっと読書の時間が取れるようになったら、絶対こういうの読みたい」と思っていたのは、フランス人作家プルーストの『失われた時を求めて』などの長編小説でした。

ところがいざ社会人になってみると、じっくりと腰を落ち着けて読書する時間がそれほどなかったり、そもそも集中力が続かなかったり、趣味嗜好が変化してきたり、となにやら言い訳めいてますがとにかく以前夢見ていたような小説から、いつしか遠ざかってしまいました。

日本や世界を旅行したり、自分の人生が思ってもみなかった方向へと転換していったり、小説よりも自分の人生のほうが面白くなってしまったというのも大きいです。どんなに優れた小説でも、自分の人生ほど興味深いものはないと思っているので。たとえそれが何事も起こらない平凡な一日だったとしても。

そんな訳で長編小説を読破する達成感みたいなものを久しく味わっていなかったのですが、先日図書館でたまたま手に取った『源氏物語』がめちゃめちゃ面白い! 古典文学というと、どうしても高校の古文の授業のイメージが強くて敬遠していたのですが、このリンボウ先生の現代語訳は読みやすくて、なのに平安貴族の恋や生活が目の前に浮かんでくるような文章で、一気に引き込まれてしまいました。

久しぶりにどっぷりと小説の世界に浸る快感を味わっています。

クリスマスから新年へ

年末はいつでもあわただしく過ぎて行きますが、
今年もあっという間にクリスマスが駆けていってしまいました。

我が家のクリスマスは、新しいパソコンを自作で組み立てながら、
一方でケーキを手作りして楽しみました。
なんとなく最近は「自分で作れるものはできるだけ自分で作ろう」という気分です。

どんなものでも自分の手で作ってみると、「ものを見る眼」が鍛えられるような気がします。
おしゃれであれ、料理であれ、アートもしかり。
いろいろなことが起こった2011年でしたが、来年はきっといい年になる!と願っています。

ゾンビーズという1960年代に活動したイギリスのロック・バンドの曲で
『This Will Be Our Year』という曲があります。

♪ This will be our year
took a long time to come
(今年は僕らの年になるよ、ずいぶん長いことかかったけどね)

という歌詞に勇気をもらっているこの年末です。

YouTube : This Will Be Our Year – The Zombies

バイク・ツーリングのすすめ

 

今年の夏もバイクでツーリングに行ってきました。
テント、寝袋、地図、ガスストーブ、調理道具、そして食料、
それだけでじゅうぶん生活ができるという必要最低限度の荷物を積んで、
風の吹くまま、気の向くままに西、東。

最近、日本ではオートバイの新車の販売低迷が続いているというニュースをよく耳にします。
たしかに、毎年のように旅をしていても、
以前は過積載気味の荷物を満載した中型・小型バイクにたくさん出会いましたが、
徐々にバイクは大型が増え、しかも海外メーカーの車種が増え、
より高速に、スマートに、ツーリングを楽しむ人の割合が多くなったと思います。

旅のスタイルは変化してきていますが、
風を感じて、風と一体になって走る楽しさは格別です。
大げさなようですが「生きててよかった」と思える瞬間なのです。

そんなバイクの楽しさ、ツーリングのおもしろさ、素晴らしさを
軽妙な語り口で教えてくれる本があります。
落語家の柳家小三治師匠の書いた『バ・イ・ク』(講談社文庫)です。
これを読んだらきっと、バイクで北海道に行ってみたくなりますよ。

8月が始まりました

いよいよ8月がスタートです。

8月は別名、葉月(はづき)。
木の葉が紅葉して落ちる月というのがその由来だそうです。
「紅葉なんてまだ先じゃないの?」と思われがちですが、
旧暦の8月は現在の9月に当たるので、今でいう9~10月くらいのイメージでしょうか。

そのほか、秋風月(あきかぜづき)、雁来月(かりきづき)、木染月(こぞめつき)、燕去月(つばめさりづき)などなど、風流な異名もあります。

そういえば、少しずつ日が短くなっているような気がするし、
見えないところで秋が近づいているのかな。

とはいえ、夏はこれからが本番!
お祭りも各地でたくさん開かれます。
フレッシュな気持ちで、夏を楽しみましょう!