カテゴリー別アーカイブ: 写真

思い出ギャラリー

あれほどしつこく暑かった夏が、あっけないほど唐突に行ってしまいました。

旅行、海水浴、花火。

夏の思い出、たくさん写真に撮りました。

デジカメのいいところは、枚数を気にせず、どんどん撮れるところ。

なので一度旅に出ると思いもよらず大量の写真を撮ってしまったりします。

せっかくの写真も、パソコンにデータとして残すだけで終わりではもったいないですよね。

そこで、小さなフォト・ギャラリーにして、いつでも見られるようにしてはいかがでしょう?

お気に入りを数枚選んでプリントし、コルクボードや厚紙に貼るだけ。

色や形のバランスを考えながらレイアウトするのは意外に難しいけれど、

楽しかったできごとを振り返りながら、デザインやクリエイティブのよい練習になるのですから、

一石二鳥です。

そして次の旅の計画に、心ひそかにワクワクしてしまいます。

 

写真の国のアリス

先日、ピント合わせ不要のカメラが来年発売されるというニュースが話題になっていました。
撮影するときはピントを合わせる必要がなくて、後から好きなポイントにフォーカスできるというもの。今までのカメラの概念を覆すような、おもしろい商品だと思いました。

で、早速、そのカメラ Lytro の公式サイトに行ってみました。PICTURE GALLERYのコーナーにサンプル写真が何枚か紹介されていて、実際に試してみることができます。写真上の好きな場所をクリックすると、たちまちそこにピントが合います。ダブルクリックするとズーム。いじっているうちに、元の写真とは全然違うものが出来上がって、とてもおもしろいです。

いまや私たちの生活に欠かせない写真ですが、その歴史は絵画などと比べると非常に浅く、写真術そのものも技術の進化とともにどんどん変化してきました。現在当たり前のように使われているデジカメだって、ほんの30年前にはこんなに普及するなんて、想像すらできませんでした。写真の歴史は技術革新がもたらす激動の歴史ともいえますが、これからもどんな表現方法が現れるのか、とても楽しみです。

というようなことを、この写真を見ていて連想しました。

モデルさんの背後の壁にピントが合っていて、そこは確かに現実世界だけれど、彼女はぼんやりしていてどこか別の世界にいるような、不思議な感覚をもたらしています。それとも、彼女だけがこの世界とあちらの世界を行き来していて、それ以外はすべて幻? 

『不思議の国のアリス』の作者ルイス・キャロルが写真撮影を趣味としていたというのも、なかなか興味深いエピソードです。

アナログテレビの終焉

7月24日、アナログ放送が終了し(岩手・宮城・福島を除く)、地デジに移行しました。

とはいえ受信方法が変わっただけで、地デジ対応のテレビをお持ちなら表向きは今までと変わらずテレビを観ることができるのですが、この写真を見ていると「やはりひとつの時代が終わって、新しい時代に入ったのだな」という気がします。

かつて、ブラウン管テレビは映像を受信するための機械であり、インテリアを構成する家具であり、家族だんらんの中心でもありました。

チャンネルは限られていましたが、夜には家族そろってテレビの前に座り、テレビドラマの悲しい場面でそっと涙を流すお父さんを横目に見て動揺し、気づかぬフリをしたこともありました。

テレビは、ペットと同じように家族の一員でしたから、それは大切に扱ったものです。
この写真の奥様の、誇らしげな表情ときたら!

そうそう、こうやってテレビの上にお土産の置き物が置いてあったりしました。

しかし、今、デジタルテレビ放送となり、私たちは無数のチャンネルのなかから観たいものを選択することができます。インターネットとの境界線もますます薄れてきました。歩きながらでも携帯でテレビを観ることができます。

これまでのテレビの役割は終了しましたが、今後その存在はどんどん変化していくことでしょう。どちらがいい、ということではなく、その両方の時代を経験できるのはとても興味深いことだと思います。